【資産運用】US失業保険件数 ~まだまだ回復途上~
週次の定点観測です。
アメリカの失業保険申請件数の推移を確認します。
アメリカ労働省(U.S. DEPARTMENT OF LABOR)が9月3日に失業保険申請件数(UNEMPLOYMENT INSURANCE WEEKLY CLAIMS)を公表しました。
まずは、新規申請件数。
8月29日基準で、1週間あたり88.1万件でした。
前週が101.1万件だったので、13万件の減少です。
続いて、失業保険の継続申請件数。
8月22日基準で、1,325.4万件でした。
前週は1,449.2万件だったので、123.8万件の減少です。
新規件数は2週連続前、継続件数は4週連続で減少し、失業率も10%を切りました。
しかし、依然としてコロナ前の水準には戻ることができていません。
まだまだ企業が従業員を積極的に増やそうと思うまでには至っていないみたいですね。
9月4日は雇用統計が発表されるので、失業保険件数と合わせて労働市場の回復状況をしっかりチェックします。
へばな。