【資産運用】定点観測 / US建築許可件数・US住宅着工件数(2020年11月) ~回復基調を維持~
月次の定点観測です。
アメリカの建築許可件数と住宅着工件数の推移を確認します。
まずは、建築許可件数です。
アメリカ商務省国勢調査局(商務省センサス局、Bureau of Census)が12月17日に2020年11月の建築許可件数を公表しました。
11月は、163.9万件でした。
10月は、154.4万件だったので、9.5万件の増加でした。
グラフから分かる通り、新型コロナの影響によって落ち込んだものの、リーマンショック時のレベルまでは落ち込んでいません。
次は、住宅着工件数です。
アメリカ商務省国勢調査局(商務省センサス局、Bureau of Census)が12月17日に2020年11月の住宅着工件数を公表しました。
11月は、154.7万件でした。
10月は、152.8万件だったので、前月より1.9万件増加しました。
新築許可件数と同様に落ち込んだものの、リーマンショック時のレベルまで落ち込んだものの、回復基調にあります。
失業保険の申請件数は、まだまだ多いですが、アメリカ人の消費マインドは、すぐに回復しているように見えますね。
感染者数が増加傾向にあってもアメリカの株式市場が右肩上がりなのは、このように個人消費の落ち込みが限定的であることも背景にあるでしょう。
へばね。