【資産運用】定点観測 / US雇用統計(2020年10月) ~失業率6ヶ月連続改善。イケイケムード。~
月次の定点観測。アメリカの雇用統計の推移を確認。
アメリカ労働省(U.S. DEPARTMENT OF LABOR)が11月6日に10月の雇用統計を公表した。
まずは、非農業部門雇用者数。
10月は、63.8万人の増加。
9月は、67.2万人の増加、前月比では減少。
続いて、失業率。
10月は、6.9%。
9月は、7.9%だったから、 6ヶ月連続の改善。
非農業部門雇用者数は前月を下回ったけど、失業率が6ヶ月連続で改善したことはマーケットでも好感された。
しかし、コロナ感染者数が増加傾向にあることが悪材料となり、11月6日の米国市場はNYダウ、S&P500は少し下落。NASDAQは少し上昇。
毎週発表される失業保険件数も減少傾向を維持しているので、雇用環境は回復基調を維持していきそうだな。たぶん次回の雇用統計では失業率が5%台になるであろう。
アメリカ大統領選が終わって(たぶん)、投資家が嫌う不透明感が無くなったこともあり雇用統計発表後の米国市場は大きく上昇。
ワクチン開発とコロナ感染者数増加に左右されつつも、しばらくはこの上昇気流は止まらないだろう。
流れに遅れまいとして次々に参加してくる個人投資家によって、この上昇気流は維持されると思う。
そして、世の中が気付いたときに・・・バブルが弾ける。
今はイケイケの空気感が漂っているけど、何かがきっかけでこれが落ち着くと一気に下落すると思う。
そして、そのスピードは上昇するときも急だから取り残されないようにしないといけない。これは私が肝に銘じている春山昇華さんの言葉です。
へばな。