【資産運用】US失業保険件数 ~緩やかに減少~
週次の定点観測です。
アメリカの失業保険申請件数の推移を確認します。
アメリカ労働省(U.S. DEPARTMENT OF LABOR)が10月1日に失業保険申請件数(UNEMPLOYMENT INSURANCE WEEKLY CLAIMS)を公表しました。
まずは、新規申請件数。
9月26日基準で、1週間あたり83.7万件でした。
前週は87.3万件だったので、3.6万件の減少です。
続いて、失業保険の継続申請件数。
9月19日基準で、1,176.7万件でした。
前週は1,274.7万件だったので、98万件の減少です。
先週は新規件数も継続件数も減少しなかったですが、今週は再び減少しましたね。労働市場の回復は非常に緩やかなスピードで進んでいるようです。
これから新型コロナウイルスやインフルエンザが流行するであろう冬に向かっていくことを考えると、10月下旬くらいまでは回復した後、11月以降に再び悪化するのではないでしょうか。
一方で、11月は大統領選後なので、新政権としては経済を回復させるべく、新型コロナウイルスの流行を食い止める施策を出してくる、またはワクチンを承認すると思うので、このまま緩やかに回復する、というのが私の見立てです。
あとは、金融緩和で余ったお金がIT関連株に流れているので、このお金が今後どういうところに流れていくのか、モニタリングする必要がありますね。
へばな。