資産運用シミュレーション!40年で1,000万円以上の違い!
「資産運用は早くからやった方が良い」
よく聞くフレーズですね。
私は20代後半から資産運用に興味を持ち、最初は投資信託から始め、外貨預金やMMFなど徐々に投資対象を拡大しながら、自分に合う投資手法、対象銘柄を模索してきました。
しかし、私の周囲では、
「元本が減るリスクがあるから銀行に預金しているだけ」
「企業型年金は入っているけど、全額定期預金で積み立てている」
「資産運用はなんとなく手続きとかが難しそうでやる気がしない」
といった、資産運用に消極的な声が多いです。
そのため、「資産運用は早くからやった方が良い」というよく聞くフレーズを具体的な金額で検証した結果を示すことで、このブログを見てくださった方が少しでも資産運用に前向きになってくだされば、と思ってシミュレーションしてみました。
前提条件
私が30代なので、まず始めに、一般的な30代の貯蓄額を調べてみました。
(参考サイト)知るぽると 金融広報中央委員会
https://www.shiruporuto.jp/public/data/life/stat/stat002.html
30歳代の「一世帯当たり金融資産保有額」は395万円でした。
そのため、30歳で400万円の貯蓄があることをシミュレーションの前提としました。
<シミュレーション前提>
①30歳時点の貯蓄額:400万円
②毎月の積立金額:5万円
・30歳開始:普通預金と投資元本にそれぞれ毎月2.5万円積立
・40歳開始:40歳まで普通預金のみ毎月5万円積立
:40歳から普通預金と投資元本にそれぞれ毎月2.5万円積立
・50歳開始:50歳まで普通預金のみ毎月5万円積立
:50歳から普通預金と投資元本にそれぞれ毎月2.5万円積立
・60歳開始:60歳まで普通預金のみ毎月5万円積立
:60歳から普通預金と投資元本にそれぞれ毎月2.5万円積立
③利回り:普通預金 0.001%、資産運用 3.0%
④運用期間:40年
シミュレーション結果
シミュレーションをした結果は以下の通りでした。
それぞれの開始年齢の差額は以下の通りです。
30歳 vs 40歳:7,319,159円(約732万円)
30歳 vs 50歳:11,948,082円(約1,195万円)
30歳 vs 60歳:14,617,255円(約1,462万円)
40歳 vs 50歳:4,628,923円(約463万円)
50歳 vs 60歳:2,669,173円(約267万円)
当然ですが、30歳から開始した場合の資産が最も増えています。
そして、30歳 vs 40歳と比較して、同じ10歳差であっても40歳、50歳開始の場合は70歳までの運用期間が短くなるため、差額が小さくなっています。
所見
「普通預金の金利が0.001%の世の中で、利回り3.0%を安定的に維持することなんて夢物語に過ぎない」
という声が聞こえてきそうですが、S&P500の1973年から2018年までの利回りは年平均7.1%です。
過去実績が今後の利回りを保証するわけではないですが、利回り3.0%は決して夢物語ではないとは思いませんか?
尻込みばかりしていないで、是非資産運用に一歩足を踏み出してみましょう。
「あなたは今が一番若い」
へばな