【資産運用】定点観測 / ISM製造業景況指数（2020年11月）

月次の定点観測です。

アメリカのISM製造業景況指数の推移を確認します。

米供給管理協会（Institute for Supply Management）が12月1日に2020年11月のISM製造業景況指数を公表しました。

11月は、57.5ポイントでした。

10月は、59.3ポイントだったので、前月より1.8ポイント減少しました。

3ヶ月連続で50ポイントを超えましたので、好調を維持していると言えると思います。

やはり、低金利政策が維持される見通しなので、製造業の資金繰りに対して楽観的な見方が広まったことによって製造業全体の見通しも楽観的なのでしょう。

9月下旬に発表された住宅関連の指標も回復基調を維持しており、9月の雇用統計で失業率が改善していたので、アメリカ経済は回復の一途を辿りそうですね。

株式市場の雰囲気としてはバブル感が否めませんが、リーマンショック前のように明らかにバブルであることが示されるような指標の悪化は、まだ見られません。

そのため、悪材料が出るまでの間は、この安定した上昇気流が続くと思われます。

しかし、トランプ大統領の新型コロナ感染など、いつサプライズイベントが起こるか分からないので、そのときに備えてキャッシュは多めにもっておきたいな、と考えています。

へばな。