日経平均株価と株価収益率(PER)の関係
日経平均株価が調整を挟みながら順調に上昇していますね。
アメリカ大統領選挙が始まる2020年2月頃までは、トランプ大統領が比較的大人しいと思うので、あと2ヶ月程度は上昇すると私は予想しています。
2020年1月末時点の日経平均株価の予想レンジは22,000円~24,000円といったところでしょうか。
また、私は日経平均株価の動向を予測する際に、株価収益率も参考にしています。
2005年~2011年は日本企業が利益を出せず株価も低迷していました。
利益が少なく、株価が低い状態です。
2012年以降、アベノミクスの効果もあって日本企業が利益を出せるようになり、それを好感して株価が上昇しました。
利益が多く、株価が高い状態です。
よって、株価収益率=株価 / 利益なので、2005年以降の株価収益率は、ほぼ横ばいです。
しかし、傾向として株価収益率の上限が約20倍であることが分かります。
ここから、日本企業の株価収益率が20倍に近づくと、日経平均株価の上値が抑えられることが予想されます。
逆に、20倍を下回っている場合には、日経平均株価が上昇する可能性が考えられます。
2019年11月25日時点の株価収益率は18.74倍ですので、もう少し上値を追う展開になると予想しています。
ちなみに、日経平均株価の株価収益率は「日経平均プロフィル」から確認できます。
へばな。